明石市魚住町で、言語聴覚士がことばの遅れ・発音の誤り・学習の相談をお受けしていることばの教室すみかです。
当教室では言語聴覚士が完全個別でレッスンをおこなっています。
最近は就学に向けて学習面のご相談も多くなってきています。
小学校入学前後になると
「ひらがながなかなか覚えられない」
「何度教えても忘れてしまう」
と心配になる保護者の方は少なくありません。
もちろん、文字の習得には個人差があるため焦る必要はありません。
最近は在園中からひらがなの読み書きを取り入れている園が増えてきていますが、入学後もひらがなの勉強から始まる学校がほとんどです。
しかし、「苦手さ」のサインは見逃さないようにしましょう。
今回は、ひらがなが覚えにくいお子さんによく見られる様子をご紹介します。
何度教えてもすぐ忘れてしまう
昨日読めた文字が、翌日にはわからなくなっている。
そんなことを繰り返していませんか?
新しいことを覚えることに時間がかかる子もいますが、何度練習しても定着しにくい場合は、学び方を工夫することで覚えやすくなることがあります。
似ている文字をよく間違える
例えば、
・「ぬ」と「め」
・「わ」と「ね」
・「あ」と「お」
など、形が似ている文字を何度も読み間違えたり書き間違えたりすることがあります。
文字の形を見分けることが苦手なお子さんもいます。
一文字ずつしか読めない
「あ・り・が・と・う」と一文字ずつ読むことはできても。「ありがとう」とことばとしてスムーズに読めないことがあります。
平仮名を習得し始めた段階ではこのような読み方でも問題ありませんが、いつまでもスムーズに読めないことは苦手さのサインかもしれません。
読むことに時間がかかるため、本を読むこと自体が苦手になってしまう場合があります。
就学後は音読の苦手さや拒否、文章問題が解けないなどの問題につながりかねません。
書くことを嫌がる
「書きたくない」「難しい」「疲れた」と文字を書く活動を避けようとすることはありませんか?
うまく書けない経験が続くと。自信を無くし、文字そのものを嫌いになってしまうこともあります。
周囲からは「怠けている」「やる気がない」と誤解を招いてしまいます。
しりとりや言葉遊びが苦手
「『さ』から始まることばは?」
「しりとりしよう」
といった遊びが苦手なお子さんもいます。
文字を覚えるためには「音」を意識する力(音韻意識)も大切です。
音への気づきが育ちにくいことで、読み書きにつまずくケースもあります。
最後に
大切なのは、「できない」と𠮟ることではありません。
ひらがなが覚えにくい理由はお子さんによってさまざまです。
「練習不足だから」
「やる気がないから」
というわけではなく、その子に合った学び方が必要な場合もあります。
苦手な部分に合わせてサポートすることで、少しずつ自信をつけながら読み書きを身につけていくことができます。
子どもの発達には個人差があるため、年齢だけで判断することはできません。
ただ、
・なかなか覚えられない
・本人が困っている
・園や学校生活で困りごとがある
という場合は、一度専門家に相談してみるのもよいでしょう。
上記で述べた全てが当てはまるとは限りません。
「そのうちできるようになるかな」と様子を見ることも大切ですが、気になることが続く場合は、早めに相談することも大切です。
当教室では学習の相談もお受けしています。
お子さんがどこでつまずいているのか、苦手なところ、得意なところも一緒に見つけ、その子に合ったサポートをおこないます。
お子さんの学びやすい方法を一緒に見つけていきましょう。
